昨年10月の台風19号の時、相模川上流でも大雨によるダムの放流があり、平塚市内でも床上床下浸水が起こりました。熊本で大雨が深刻な時、「ダムの放流」「人吉市など下流地域の警戒」が報じられたときの胸騒ぎ、それが想像を絶する事態が現実となってしまいました。
ゲリラ豪雨が各地で起こっている昨今、1級河川がある平塚市として、この問題は最重要課題です。
コロナで遅くなりましたが、8月22日に国土交通省京浜河川事務所から講師をお招きして、みんなでこの問題を考えたいと思います。詳細は近日中に。
昨年の19号台風のときの平塚市の「検証報告書」もご参照ください。
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/common/200068857.pdf
報告書の11ページには城山ダム放流に関することが書かれています。↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2. 城山ダムにおける異常洪水時防災操作(緊急放流) 城山ダムでは、計画規模を上回る降雨量を観測し、ダムへの流入量が10月12日(土) 21時30分に、4,922㎥/s(計画最大流入量4,100㎥/s)を記録するなど、運用 開始後、初めて、異常洪水時防災操作(緊急放流)が実施されました。 なお、城山ダム上流域の降雨は、降り始めの10日(木)21時15分から降り終わりの 12日(土)22時00分まで(48時間45分)に525.4mm の累計雨量を観測し、時間 最大雨量は12日(土)13時から14時までの間で、33.8mm でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●四之宮地区の浸水発生については、様々な要因が考えられることから、本検証報告書 作成時点においてもメカニズムの解明に取り組んでいるところです。
と締めくくっています。今後、「想定外」を想定した対策が必要であり、是非、8月22日の京浜河川事務所の話を聞いていただきたいと思っています。(密防止の制約があり、ビデオ撮影も検討)
(城山ダム管理事務所のHPより)