今、21日投票の鎌倉市議選が闘われています。是非共産党議員4名全員の当選を願い、告示前と告示後の2回、応援に行ってきました。鎌倉は訪ねる家々の小径にも土手にも「古都」を感じさせてくれ、昨日(15日)は天気も良く、北鎌倉の駅から山に沿って歩く小径の山野草に、時折目を奪われました。
今回の鎌倉市議選は、2議席減の26議席をめぐる戦いです。ところが43人もの候補者が立ち、有権者に話を伺うと「あんまりいっぱいいて、誰に入れていいのかわからないですよ。顔も知らないうえに、チラシだって3~4人のものが来ているだけですよ。大いに問題です!」と・・。多数立候補の訳も色々言われています。まず、市民の願い実現のために力を尽くす候補者は誰か、あと5日間で有権者の心にしっかり訴えて行くことが重要であり、手を抜けません。
また、今日(16日)は、清川村の村議会議員選挙の告示日。事前説明や村の様子からも、10人定員、10人立候補で「無投票」になるのではと言われていました。しかし、立候補の届け出日の5時までは、どうなるかわかりません。私も、アナウンス役を仰せつかって行ってきました。
届け出を済ませ、掲示板へのポスター貼りも済ませ、まずは立候補のご挨拶に出発です。はたの君枝さんも早々に駆けつけてくださり、藤田義友議員の応援演説を。これまでにも清川村の村長さんと懇談をしている畑野参議院予定候補は、清川村の村政と国の予算との関係にも詳しく、やはり「さすが」です。
藤田義友候補は、8期32年間1回も休まず、この清川村で村民の声を議会に届けてきました。当初は14人程いた議員の中で、議会で質問をする議員は4~5人ほどだったと言います。議会ごとに質問をするという意識が薄く、毎回必ず議会質問をするのは藤田議員だけ。時には藤田議員1人しか質問に立たないこともあったと言います。
しかし、藤田議員が質問に立ち、村民の願いを議会で訴え、実現していく様を見て、他の議員も村民も議会で議論することで村がよくなっていくことを実感し、今では議長以外の全議員が毎議会質問するようになったと言います。
私は今回お手伝いに行って、共産党議員がいなかった清川村で村民のくらしを守るために議員になろうと決意した藤田氏の議員活動32年間の足跡に触れ、これまで実現してきた施策は本当に粘り強い活動の成果であり、底には強い精神力があったからこそだということを学びました。
夕方5時には予定通り10人の届け出立候補者が確定し、清川村の村議会議員選挙は無投票当選となりました。今回、私は各地で候補者の横に立って感じた藤田氏への村民の信頼のまなざし、そして、候補者カーから見た清川村の春、・・・これは、決して忘れられません。