平塚市議会9月定例会が昨日終わりました。
昨日、新たなコロナ対策、福祉施策など補正予算が可決しました。
今回はその内容をご報告いたします。
より多くの市民の方々の生活、営業を支援できる施策をと考えていることに評価しつつ、4000万円かけて「マイナンバーカード」の取得アップのために予算を付けることに非常に違和感を感じました。
国の施策に、市税を投入して後押しする・・。市民が望んでいる施策であればこれは喜んで賛成します。しかし国が進めようとしても、国民は必要性を感じないどころか、近年益々個人情報漏えいが心配になっている中、国が5000円のプレミアを付けても進まない事業です。それに市税をかけて後押しする。4000万円かけてマイナンバーカードの取得率を50%にあげたいと・・。
補正予算の多くを評価しつつ、この部分には賛成することはできません。議会では「これは良くてこれはダメ」という議決でなく「一般会計補正予算」という一括りになるため、本意と大きく違う表決となってしまいますが、市民の大切な税の使い方として異議を表しました。
県内自治体でもマイナンバーカードを使って住民票などをコンビニ交付した場合に手数料を50円、100円引きますという自治体もあります。座間市でも行われている様ですが、県内では稀なケースです。ところが平塚市では、10月からこれも実施する(1枚交付するごとに50円引き)条例改正も通ってしまいました。
いよいよ稲刈りが始まります。
今年は台風で倒れることなくここまで来ました。最後まで倒れないで稔ってほしいものです。