この表を見ると、維新の会が急に議席を伸ばしたのではなく、2012年の選挙の時は54議席あったのが、希望の党などとの離合集散の結果今回再び41議席まで戻っただけのもの。
テレビ報道などでは、しきりに「野党共闘」の失敗をふりまいていますが、この結果(下の表)は果たしてそうでしょうか。
「自公」と「補完勢力」、「立憲野党」という大局で見たら、2012年の時の立憲野党67議席が今回には110議席まで伸びて、自公は2012年に325議席だったのが、293議席まで減っている。この9年間に情勢は変わりつつあるということを、しっかり見ておくことが必要ではないでしょうか。