3月議会を控え、やることが山積しているのに、なかなか思うように動けない。しかし、もやもやしててもしょうがないし、気持ちを切り替えようと思っていたら・・・。
ここ数日、夜寝る前にテレビ(NHK)をつけてみたら、気になる短編ドラマをやっていたのです。それも短編をいくつも続けてやるのに、必ず最初に「私、野田と申します。生まれは群馬県。埼玉にある東京平成大学の文学部ロシア語科に通う女子大生です。」といい、「私には、同年代の若者の生活というものが見当がつかないのです」などと言って始まる・・。無表情で、淡々と、独特の考えを展開し、周りからは浮いてる存在だけど、みんなの気になる存在であり、愛されている・・。寝るはずなのに、なぜか座り直して見入ってしまうのです。
アルバイト先の喫茶店で働く同僚の女性が、ぐずぐずしている性格の彼氏に嫌気をさして別れを告げた。それを見ていた「野田さん」は、自分のはいている「穴のあいた靴下」を見せながらいう。「こんな穴のあいた靴下、今度こそ捨てようと思うけど、汚いまま捨てたら申し訳ないと思って洗うと、またはいちゃうんですよね。」と。なぜか笑ってしまうのです。
「もったいない」話題の時に出た「粉洗剤」の中にあるスプーン。「毎回捨てるなら、なんであんな丈夫なスプーンが必要なのでしょう」という。日常生活で感じる庶民の思いをちゃんと拾ってる・・・。
この女優、江口のり子さんというらしいですが、彼女のすることに興味津々の安藤サクラさんが演じる大学サークルの先輩も面白い。ついつい時間を忘れて、気持ちが軽くなるのです。