松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

仲築間卓蔵氏の講演会でマスメディアの責任を改めて確認

2013年5月20日

日本共産党ひらつか女性後援会では、19日午後、講師に元日本テレビプロデューサーの仲築間卓蔵氏をお呼びして、「憲法が危ない!メディアは・・、私たちは・・」と題しての憲法学習会を行ないました。仲築間先生は、「今年1月から安倍首相が各大手新聞社やメディアの会長らと会食を重ね、報道の協力を取り交わしてきた。メディアの本来の役割とその重責を考えたら会食などやってはならないし、外国のメディアでは考えられないことだ。」「国会で何か決めようとする時、報道はどういうことを放送しているか。大したことでないことを何日も扱うことがある。こうしたことをすることで、誰が得をするのかをしっかり見て行くことだ」「憲法は施政者を縛るもので、国民を縛るものではない」と、1時間半、休憩もなく一気に話されました。

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初めてこうした講演に参加した70代の男性は、「僕の思っていたことを、そのまま語ってくださった。僕はこの思いを人に言っても…相手にされない気がして口にしたことはなかったが、大変勇気をもらった。」と講演後、仲築間氏と握手を交わしていました。オープニングでは、五十嵐ご夫妻のリードで、みんなで「うたごえ歌集」で歌って和やかに!

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参議院神奈川選挙区予定候補のはたの君枝さんも、お忙しい中駆けつけて下さり、今の情勢を語り今度こそ!政治を変えるのは「今でしょ!」と訴えました。本当にいまこそ変えないと取り返しがつかない所まで行ってしまう・・仲築間氏の話にあった「かつて閉塞感漂うドイツで、一度ナチスに託してみようと、やった先があの政治だった」ということからも、日本の憲法を変える動きに安易に乗っかってしまったら、大変な事態に進んでいく、やはり政治の流れを変えるのは「今です!」

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衆議院15区に立候補したあさか由香さんは、留学していた時に知った韓国の徴兵制について語りました。海外に留学していても、どこに住んでいても徴兵制は来る。日本の若者は「断ればいいじゃん」と言うけれど、断れば国の制度に逆らったからと、パスポートが更新できなくなったり、会社にも「徴兵制に協力しない人を雇うな」とされて、仕事もなくなる。どんなに嫌でも行かざるを得なくなるんだと・・。

安倍政権が進めようとしている「国防軍」の将来の姿を見た思いでみんな固唾をのんでその実態に聞き入りました。海外に次々と派兵となれば、自衛隊では足りず、しかも防衛費の大きな部分を占める人件費を減らそうとすれば、必ず民間からの徴兵制に進む。憲法9条で海外派兵はしないからこそ自衛隊に入った人が多く、家族はもちろん、自衛隊員でさえ心から海外派兵など望んでいない。
今日の話を聞いて、絶対に憲法9条を変えてはならない、この思いをさらに強くしました。


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