昨日は平塚市消防出初式が行われました。コロナで行事を縮小していたので、3年ぶりの通常開催となりました。総合公園には多くの市民の方々が集まって、式典や市内各消防団車両のパレード、古式消防保存会の木やり・はしご乗りなどを楽しみ、歓声と拍手が起こっていました。
今年は関東大震災(1923年)からちょうど100年目。平塚市では昨年の火災は61件(前年比11件増)、救急車出動は16459件(前年比約2200件増)とのこと。国内では3月に福島で震度6の大地震、8月の大雨、9月の台風14号と自然災害が起こりました。今年も何が起こるかわからない中、消防職員、消防団の方々には、本当に感謝以外ありません。私たちも日ごろから消防職員の方々から、初期消火や避難の仕方などの指導をいただき、地域でできることは互いに協力し合える地域づくりを目指したいと思います。
開会し、平塚市消防団長が登壇
市長から長年消防団員として活動された方々に表彰状が手渡されました。
10年勤続、20年勤続、永年勤続の方の表彰のほか、35年以上精励された元分団員の方の表彰もありました。
今年は消防長表彰として、プールで溺れた方を引き上げ、心臓マッサージなどを施したおかげで、その方は今は元気に社会復帰されているということで人命救助の表彰がありました。
総合公園には、多くの市民や近隣の方々が見物に来られ、コロナ前の活気が戻ってきたかのようです。
第1分団から第19分団までの各地区の消防車両のパレードを見るために、小さな子どもたちもいい場所をしっかりゲット。
やはり自分の地区の車両が来ると、私でさえテンションが上がりますから、消防車が好きな子どもたちにとっては興味津々のひと時。
後ろの列では肩車してもらって見ている子どもたちも!
次は、古式消防保存会の方々による木やり、はしご乗りの演技。
いよいよ女性の番です。
なんとも大胆な演技にいつも感動と尊敬の念が・・。この方がやれなくなったら、と思うと寂しい限りです。
古式消防保存会では「会員募集」をしています。ぜひこの素晴らしい演技を受け継いでいただきたいものです。
どうぞ、今年もお互い「火の用心」で行きましょう。