2011年12月に突然、平塚市内出縄の頂上に約6640.96㎡の土地を開発し、1519基もの墓地を造る「(仮称)西湘平塚霊園」計画が勃発し、住民の方々をはじめ、地域自治会の強い反対運動が起こっています。
ここは山の頂上で風雨による倒木、出水被害等がたびたび出ており、最近の豪雨ではこの周辺の斜面が崩れ落ち、これ以上の掘削、振動などの開発が行なわれたら、近隣民家にどのような影響が出るか非常に懸念される場所です。
(この写真は旭の里山を守る~大規模墓地開発反対運動のブログ から引用させていただきました)
(暴風雨で倒れた木)
事業主である厚木市内お寺の住職はじめ石材業者側が、急きょ今月23日に110m以内の住民130軒を対象に説明会を開くという連絡を回しましたが、急な話に参加できた住民はほんの僅かでした。
前回の20m圏内の説明会でも住民無視・業者主導で進められ、住民の反発に「今回の説明会は仮のもの」であると言っていながら、市には説明会終了の報告書が出されたとも・・。今回も参加者が少ないので、改めて別の日に説明会を開くとしながらも、意見書は7月10日までに挙げるよう住民に何度も強要しています。
一旦墓地をつくったら、お寺は永代にわたり住民や、墓地購入者との付き合いが続くのです。だからこそ、墓地埋葬法で、墓地経営者が利益追求に走らないよう公共の福祉の見地から高い倫理性が求められているのです。平塚議会としても、その点をしっかり見て行きたいと思います。
「旭の里山を守る~大規模墓地開発反対運動のブログ」をご覧ください。
http://asahiyama.exblog.jp/m2013-04-01/