1945年8月6日、その時広島市内には軍人を含め、居住・通勤者等で35万人がいただろうと言われています。原爆が投下され、その年の12月までに14万人(4割の方)の死亡が確認されたという筆舌しがたい悲惨な状況から78年。二度と核兵器を使ってはいけない。世界で核使用の危機が迫っている今こそ、「核兵器廃絶」の声を上げなくてはならないのではないでしょうか。
クラスター爆弾禁止条約が2008年12月に成立し、日本も署名し、2009年7月に批准しました。このクラスター爆弾は、上空から親爆弾を投下すると空中で爆発し、親爆弾に内蔵されている子爆弾が広範囲に落ちてゆく。それによって殺傷されるだけでなく、いたるところに「不発弾」として残るのです。そのために戦争が終わってからも、遊んでいて踏んでしまった子どもたち、農業者、工事現場など、何年たっても様々なところで犠牲者を出す「無差別殺人」爆弾とされているものです。日本はこの使用禁止条約に批准しました。
素晴らしいことです。ところが、核兵器はこれにも増して非人道兵器です。まして日本は世界で唯一この核兵器によって恐ろしいまでの被害を被った国でありながら、なぜ、核兵器禁止条約に署名できないのか。
私たちは、日本政府が「核兵器禁止条約」に署名すること、そして核兵器のない社会を求めます。6日は11時から平塚駅北口で新日本婦人の会、平和委員会の方々と「署名・批准」を求める署名活動を行いました。