今、相談に来る人の中に就職氷河期世代の人がとても目立つようになりました。1970年代から1980年代に生まれ、ちょうど就職を考える時期にバブル崩壊となって、思っていた就職ができずに挫折感、劣等感、失望感を味わい、その影響が今も続いてしまっているケース。
なぜ今か?相談の大半は親が死亡、または介護が必要になり施設に入所、がきっかけです。それまでは、親と同居していたのでアルバイトで暮らせたのが、親の収入が見込めなくなり、いよいよ預金も底を突いて相談に来るというケースです。
相談を受けている中には「予備群」もまだまだいます。これから、80-50問題は益々深刻になりそうです。