この1週間は相談者対応に追われました。生活に行き詰り、先が見えない人が非常に増えています。生活保護を受けている人も、国が何かと理由を付けて保護費を引き下げてきた中で、現在では生活するすべてといっていい物価高騰に、毎日の食料の確保にさえ苦しんでいます。
就職氷河期にぶつかり、正規の仕事に就けなかったある女性は、親が高齢になって施設に入った為、1人の収入で生きていかなくてはと頑張っていた矢先、先月の暑い日に脳溢血で倒れてしまいました。
人は自分が生まれる時期を選ぶことはできません。たまたま生まれた時が不運でも「生まれてきてよかった」といえる状況にもっていきたいと相談に乗っていた矢先の出来事。悔しい!
来年にはどうも県の「水道代」までもが上がる模様。生きるために欠かせない水の代金を上げる前に、何としても年金と生活保護費を上げるべき!
次々と相談の電話が来る。異常です。ある友人が言った「戦闘機一機購入を減らしただけでも、困っている多くの人に支援の手が届くのに・・。」の言葉が、本当にグサッと心に刺さります。国は国民の生活がわかっているのでしょうか、今の世には水戸黄門はいないのかとぼやきたい。