皆さん、選挙お疲れ様でした。はたのさんの必勝を願っていただけにホントに悔しい思いです。精一杯頑張った。平塚でははたのさんは4位だっただけに残念でなりません。
しかし、多くの皆さんの頑張りで日本共産党の躍進が実現できました。これからの3年間選挙がないとも言われていますが、当選した8人を含む11人の参議院議員と、8人の衆議院議員とが、一丸となって安倍政権の悪政を許さない運動の先頭に立ってくれることを期待しています。
選挙が終わって、昨日・今日と1泊で、愛媛県西条市と東大阪市に総務経済常任委員会の視察に行ってきました。視察の移動中、不破哲三氏著の「マルクスは生きている」を読み返していました。その中で「地球温暖化の危機」とのたたかいは全地球的、全人類的な課題であり、突き詰めてゆくと利潤第一主義の考えでは温暖化は止められない・・とあります。問題は、自分の経済活動によってこの危機を引き起こした資本主義社会が、それを解決する力を持っているかどうかであると。
しかし、資本主義体制の枠内でこれをやり遂げられるかどうかという根本問題は未解決であり、問題の深刻さからして21世紀の進展の中で、「資本主義の限界」が事実として明らかになり、人類生存のためには「資本主義を乗り越えた体制の探求に前進しなければならないことも起こり得る」と不破さんは言っています。
まさに、原発もその一つです。日本政府はもう一度あの悪夢を実体験しないと目が覚めないのでしょうか。人間の命、地球に生きるすべての生物の命より、利潤を優先する政治に未来はないということを改めて確認しました。