2月4日、厚木市の「アミューあつぎ」にプロダイバー環境活動家の武本匡弘氏の講演を聞きに行ってきました。
40数年、プロダイバーとして海を見つめてきた武本さんは、海水の温度がどんどん上昇しているといいます。海水の温度を色分けした写真では、福井県沖、島根県沖の海水が高温を示しています。 それは、原発が炉を冷やすために海水を吸い上げ、温かい水を放出しているからだといいます。東京湾には海苔は全くなくなり、業者は廃業に追い込まれています。
プラスチック製品が引き起こしている、海・魚・人体に多大な影響。このままでいいのかと力説します。食料品を買ってきた。食べた後に残った「プラごみ」の量!(写真)私もいつも感じていることです。しかし、企業に規制を求めない日本。パリ協定で「気候正義」が提唱されたが、政府が「気候正義」を啓発し、方向性を出さないから、日本人は「それなに?」の状態。
「地球環境は政治と大きくかかわっている」と武本氏は言い、温暖化に歯止めがかからない臨界期が来ていると。
国は「未来の子どもたちにツケを回さない」とよく言いますが、一番大事な地球を守ることが何より先決だと、痛感しました!





