24日は幕張メッセ・イベントホールで「日本母親大会」があり、参加してきました。「生命を生み出す母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます」を合言葉に、集まった全国の女性約7500人。
(オープニングは、高校生のラップで始まりました)
2日間の開催のうち、初日のメーンは伊藤真弁護士の記念講演「憲法のいきづく国にーー私たちに求められているものは」でした。
人間は常に間違いをするもの。多くの意見が必ずしも正しいとは限らない。人は国を守るためにあるのではなく、人を大切にするために国があるのだ。私たちは人が大切にされる社会であるために、あらゆる想像力を働かせることが必要だ。我々はややもすると、なくしてから気づく。病気になって気づく健康の有難さ、親を亡くしてから気づく親の有難さ・・。しかし、戦争だけは体験してから気づいてはならない。そのために過去の悲惨な経験から現在の憲法がつくられた。「憲法」は法律ではなく、すべての法律の上にある。法律は国民に守らせるものであり、憲法は国に(施政者に)守らせるものだ。
1時間、まったく止まることなく流れるように語られた!そしてとてもわかりやすかった。帰りの貸し切りバスの中では、「顔もいいし、声もいいし、わかりやすくて最高だった!(笑)」とおばさんならではの感想で盛り上がりました。
また、全国の女性が運動している問題の多さにも驚きの声が!今後ますます課題は増える一方でしょう。平塚に着いたのは夜10時ころ。翌日も朝から役員や分科会に行く人もあり、年齢を問わずみなぎる女性のパワーを再確認しました。
来年は神奈川県が開催地です。