秋めいてきた頃から、市役所「新館」前にある木の実が気になっていました。炒り大豆を砂糖シロップで固めたお菓子のような実。
これが、コブシの実だってこと知っていました?
以前は白っぽかった実が、だんだん赤くなり、最近では中の実が熟れて黒っぽくなったものが見えてきました。
ふと気が付いたら、下に黒っぽい種が落ちてきていました。写真をとりながら、じっと見ている私に、みどり公園課の職員の方が声をかけてくださいました。「きっと、うちの課の人に聞けばわかると思いますよ。後で聞いておきます。」と。早速メールが届き、「コブシ」だということが分かったのです。
いつも、春になれば花を見ているのに、花が終わると、木の存在すら忘れてしまっているんですね。よく見ると、実のそばには、来年咲く花のつぼみが用意されていました。春にはしっかり「コブシ」の花を愛でたいと思います。
※この件をFBに掲載したところ、こんなコメントが・・!
「この実の形から『拳 コブシ』という名が付けられたそうです」
・・・目からうろこ!勉強になりました。