2月に降った大雪で、平塚市でも多くの農家が被害を受けました。JA農協では連日被害状況を把握するため各農家を回りました。その状況を市に報告し、平塚市も連携して動き、国の補助制度を活用して被害を受けた農業用施設の再建・修繕に補助が出ることになりました。
再建・修繕には自己負担1割
補助率は国が10分の5、県市が10分の2ずつ、農業者が10分の1。さらに農業者が融資を受けて再建する場合は、農林漁業セーフティネット資金等の災害関連資金を利用すると、貸付当初5年間無利子となります。
解体費用は全額公費負担
さらに、倒壊したハウスの撤去費用は全額公費負担となるため、すでに解体した農家には、施設の被害状況がわかる書類等↓
・撤去等の作業を行った者(業者)
・撤去等の作業の日付
・費用の額
・写真(被害の状況の詳細が分かる写真、工事後の写真)
をとっておくよう、連絡が行きました。
被害を受けた農業用施設は市内で70箇所ほどになり、ガラスが1~2枚というところは今回除くとされましたが、市内では26の施設に補助が出ることになりました。最初、農家の方は被害にあったハウスを見つめながら、「どうせ何もしてくれないよ。農業なんてそんなもんよ!」と言っていましたが、この措置に大いに顔がほころんでいます。「さっそく写真撮っておいたよ(*^_^*)」と。
しかし、関東地域だけでも多くの被害が出たため、材料の不足も気になります。農家の方はほっとしながらも「秋までに何とかなるかだな・・」と。
大きな被害を受けたところは
城島地域 8施設、 神田地域 7施設、 金田地域 3施設、 土沢地域・旭地域・金目地域 2施設ずつ、 岡崎地域・大野地域 1施設ずつ・・・計26施設との報告がありました。