5月に、平塚市四之宮にある「相模川流域右岸処理場」で、採取した汚泥焼却灰から最大2873ベクレルの放射性セシウムが検出されたという報告を受け、翌日午前に共産党議員団は四之宮の下水処理場に行って状況を聞いていますが、それから約6カ月がたつことから、8日に四之宮の下水処理場に行き、その後の状況を伺いました。
毎日出る汚泥の焼却灰は、その後も基準値を上回っており、セメント材料として搬出できずに敷地内に保管され続けています。そのため今、とてつもない大きなドーム型の倉庫が設置され、そこに保管されていました。
県の測定値を見ると、四之宮の処理場では5月の中で焼却灰のセシウムの最高値は3148ベクレル、6月では3122ベクレル、7月2729ベクレル、8月4004ベクレル、9月3668ベクレル、10月2540ベクレルとなっています。5月の段階で新聞に報道された時以上の数値が続いていることには驚きました。
1トン入るという特殊の袋に約600キログラム位詰めたものが、もう1000個になっているとのこと。平塚市だけでなく、どこの自治体でも基準値を上回った焼却灰を処理できずに頭を抱えています。