平塚市は、7日から市内29か所の施設の砂場、すべり台等遊具の下、雨どいの下、側溝、落ち葉の集積場等の放射線測定を開始しました。7日は保育園4か所、8日は子どもの家2か所、午後から公園4箇所を予定しているということで、8日(昨日)の午前、担当課の方々が測定する子どもの家に同行させていただきました。
5センチ、50センチ、1メートルの位置から3回ずつ測定して回りました。
側溝も異常なく、どの場も平均0.05マイクロシーベルトといった状況。
朝9時過ぎから始まったこの日の測定には、高山議員も同行しました。
高値を恐れずしっかり測定し、出た時には早い対応と適正な除去を!
私たちが同行させていただいた時は、異常値は出ませんでした。しかし、その後の公園の測定で大神北公園の通路で基準を超える0.8マイクロシーベルトの値が出たということが報道されました。市はそのことをホームページで当日のうちに掲載。
私は、測定を開始する前に、特に「子どもたちが遊ぶ実態に合わせた測定を」お願いし、砂場は砂の下も測るよう求め、実際に見せていただきました。その結果「異常がない」ことがわかり、周辺の子どもさんたちにも「大丈夫ですよ!」と言える、このことが重要だと思っています。高い数値が出ないよう、遠慮した測定は意味をなしません。
あれだけの原発事故が起こり、県内でも各地で高値が出ていることから「出ても当たり前」という覚悟で、しっかり測定し、出たら除染。むやみに騒がず、冷静に、適正に対応する。市民の安全を守るにはこれしかありません。
まだまだ、私たちのわからないところで高値の場所があるでしょう。これからもきめ細かい測定と適正な対応をお願いしていきたいと思います。