昨年暮れに、安倍政権は特定秘密保護法を強行採決し、今、集団的自衛権行使に突き進もうとしています。これまで「憲法を変える」ことに躍起になってきた安倍首相、もう憲法はそのままでも「解釈改憲」で戦力をもって海外に出られるようにしようというのです。
これまでの自民党政権も「できない」としてきた集団的自衛権行使を、安倍政権は国民の声を無視してでも突破しようとしています。この世界から見ても異常な政治、「立憲国家」という国の基本すら無視する政治を国民は黙っていていいのでしょうか。
今、日本人が置かれている状況は、以前このブログで紹介した経済評論家内橋克人氏の「貧困の多数派 歯止めを」を彷彿させます。
「民主政治を基盤とする国でのヒーロー待望論ほど異常なものはない。日本古来の『頂点同調主義』に加え、異議を唱える者を排除する『熱狂的等質化現象』が一体となる。『うっぷん晴らし政治』の枯渇を満たそうとすれば、1930年代の政治が繰り返される。」(内橋氏の言葉)
https://matsumoto-toshiko.jp/archives/834
今回の議員団ニュースでは、安倍政権が進める政治はもはや「これまでの自民党政治」とは異質のものであり、自民党内からも批判が出ているものであること。安倍自民党政権の暴走を許さない国民の意思が今重要だということを訴えました。