29日は演劇鑑賞会の定例の上演会がありました。いつもは一人ですが、友人から1人いけなくなったとチケットをいただき娘を誘って参加してきました。今回の上演は「ハムレット」でした。
私が高校生の時だったか・・同級の仲間とシェークスピアの「リア王」をやろうということになり、女性ばかりの中、なぜか私が「リア王」にさせられたことがありました。シェークスピアのセリフはいつも激情的で、のんびりの私にはその感情の起伏にとてもついていけなかった。「ほかの役と変えてよ」と頼んでも、誰も受けてくれず、激情的にまくしたてる場面になると、感情が高ぶると言葉が出なくなる私自身の性格と、まくしたてるリア王とのギャップに苦しんだことを思い出しました。
主役の南保大樹さんが、すごい勢いで感情をあらわにまくしたてる姿を見ながら、やはり役者だ!「すごい!」の一言でした。