昨日、厚木基地に突然オスプレーが来るというので、緊急抗議集会とデモに参加してきました。前日防衛省に抗議に行った共産党の国会議員・地方議員らに対し、防衛省が言った言葉は「住宅地を飛ぶことを回避するのが日米合意である」とのこと。厚木基地は住宅地を避けてくることはできない場所にあります。問いただすと、「アメリカ軍の運用上の必要性があるときはこの限りではない」という。それでは何のために来るのかと田村智子参議院議員らが聞いたら「人員輸送のため」だと。人を載せてくるのに、なぜオスプレーを飛ばさなくてはならないか!ここが日本をいかに下に見ているかです。
緊急時の滑空機能が備わっていないため何度も事故を起こしているオスプレーは、自国のアメリカでは全く住宅のない地域で飛ばしていながら、日本では住宅密集地を平気で飛ぶ。それを認める日本の政府に怒り心頭です。しかも、この1機100億円もするというオスプレーを今年度4機、5年間で17機を導入しようという計画。昨日の飛来は、沖縄の負担軽減とは全く関係のない「地ならし」にほかなりません。
行進の最中にも、耳をつんざく爆音で周囲の声が遮られ、巨大な米軍機が私たちの頭上全体に覆いかぶさるようにして、すぐ横に広がる米軍厚木基地に下りて行きました。