12日、八幡山の洋館で俵義文さんの講演「強まる政治の介入と教科書問題」があり参加してきました。主催は元・現職の先生や教育を考える市民による実行委員会でした。
俵義文さんは「子どもと教科書全国ネット21」の事務局長。
俵さんは、子どもたちに正しい歴史を教える教科書を提供することを一貫して訴えてきました。戦争への道に進もうとするとき、まず子供たちに国への忠誠心や道徳心を強要するため、政治が教育そのものに、教育委員会に、教員の選定に、教科書の中身に口を出してきます。教育に政治が介入することの危険性はこれまで強く戒められてきました。第二次世界大戦がそうしてつくられていったからです。
講演を聞き、改めて教育の大切さ、教育委員会の意義、政治に翻弄されない教育の重要性を実感します。
今日は、本のご紹介を・・。