今日は、3月議会の初日でした。初日に即決する議案が3つ出されており、そのうちの一つ「平成26年度一般会計補正予算」に対し、意見を付して賛成しました。
今回の補正予算には、国の「地域住民生活緊急支援のための交付金」として2億5000万円が計上されました。
そのうちの3分の2に当たる1億6700万円は、プレミアム商品券に、あとの8300万円は、次期総合計画策定事業や、民間保育所助成事業、公立保育所施設整備事業など9つの事業に使われることになっています。先日もこの件で書きましたが、アベノミクスによる経済政策の失敗の上に新たなバラマキであることは否めませんが、私は、共産党議員団を代表し、消費税増税と物価上昇によって疲弊している市民生活、商店街の実態から、交付される以上は、市民・地元事業者にとって有効な消費拡大となることを求めました。
私たち平塚市党が実施した「市民アンケート」でも「生活が苦しくなった」と答えた人は72%にも! そうしたことから、事業者にはこれまで実施してきたプレミアム分の負担割合は求めず、全額市が負担すること。また、商品だけでなく、住宅や店舗の改修費用、旅行費用など、より幅広く使えるものにすること。
また、市民生活を支援する立場から、プレミアム分を今まで(1割)以上に拡充すること、そして、期間も余裕をもって利用できるよう求めました。
産業振興部は、事業者の負担なしで事務費を除く1億4000万円をプレミアム分に使う。これによる経済効果は8億4000万円を見込む。プレミアム分は2割(1万円分の商品券が8千円に)、対象となる事業者はこれまでの大型店、個店などの商店以外に、マッサージなどをはじめ様々な業種に手を挙げていただきたいと答弁しました。
写真は市役所第2期工事の状況。