今、私たちは大きな岐路に立たされています。これまでの「安倍政権への批判」のやり方でいいのか、真剣に考えなくてはならないときです。
なぜなら、自民党の暴走のブレーキ役と言っていた公明党が、全く「平和の党」の態をなしていないどころか「戦争立法」に合意し、その批判をかわすために必死になっている姿。まさに今、日本社会全体に戦争前夜の空気が漂っています。
日曜日、宣伝行動をしていたら、私の方に向かってご高齢の女性が2階のベランダで叫んでいるのです。「何だろう」とじっと聞いていたら「自民党のこと、悪く言わないでください!安倍さんが悪いだけなんです!」というのです。宣伝を終えて、そのお宅に伺うと、その女性が出てこられ「ごめんなさい、あれじゃあ、自民党を悪く言っているみたいだったから、つい大きな声出しちゃって。安倍さんは岸さんの言葉をそのまま受けてしまっている人で、自民党の考えじゃないんです。できれば分裂してくれたらいい・・。」と、切々と語り、戦争にひた走る安倍政権を批判しました。田畑に囲まれたのどかな地域でのことでした。
80を越えたと思われるこの女性が、二度と戦争しちゃいけない、安倍さんを何とかしてほしいと訴えている。いかなることがあっても、「戦争立法」を認めてはならないのです。日本が世界に誓った「不戦の誓い」をとり消すと言っているのを、今、私たちは黙っていていいはずがありません。自民党の中でも、これまで自民党政権を支えてきた元幹部も強い危機感を持っている。こうした多くの力で、戦争への道、それを進める安倍政権に厳しい審判を下すときです。
(花菜ガーデンにて。踊り子のようでした。)