平塚市役所そばにあった「横浜地方法務局」が二宮町に移転して、いまそこに「ハローワーク」と「労基署」が入り、多くの人が利用しています。
しかし開設当初から駐車場の数が8台分しかなく、毎日多くの車が行列で待つ状況が続いていました。市民の方からも「何とかならないの?」とご相談をいただいていました。
ハローワークが南口にあったときも駐車場は少なかったけれど、まわりにコインパーキングがいくつもあったので問題にならなかったとのこと。しかし、いまの市役所周辺は公共施設が集中し、あるのは市の駐車場だけ。市に相談すると、「市の駐車場は市役所に来る人のためにある。ハローワークは国の機関。駐車場の数が少ないのは国の方で考えること。」という回答でした。これが平塚市の姿勢なのかと、寂しい思いを持ちながら、ハローワークに行くと、近隣には市の駐車場以外ないため、市にお願いするしかないと・・。そうこうしていて時間がたつばかり。「市と国のはざまで困っているのは市民なんだ」と訴え、このほどようやく市の駐車場と美術館、博物館・図書館含めた全体で駐車の確保をしていただけることになりました。一日も早くいい仕事を見つけたいと通う方々も、ようやく駐車場待ちのロスが解消されます。
しかし、限りある市の駐車場。これまでも、市役所や教育会館などで会議があると市の駐車場は満杯となっていたことから、今度は市の駐車場の空き待ちも深刻になります。一難去ってまた一難。今後の対策を考える上でも、国の立場、市の立場からでなく「利用する市民」の立場から、双方がしっかりと考えていただきたいものです。