16日、夕方は総合公園の大池前での「市民平和の夕べ・灯篭流し」に参加しました。市長が戦争のない平和な社会を祈念し挨拶をされ、灯篭を流しました。
今年も多くの市民が参加され、平和への思いを託した灯篭を流し、すいとんを食べ、平和の映画を見て核兵器廃絶の署名をしました。平塚市は、今年核兵器廃絶平和宣言都市として30周年を迎えました。そして戦後70年目という節目、核廃絶はもちろん「戦争する策動」を許さない運動をさらに強めていかなくてはなりません。平和への思いを次世代につなげていくこの事業にとって、市内の高校生や中学生のボランティアの生徒さん達の活動は、この行事のメーンともいえる重要な役割を担ってくれています。
高浜高校・平塚江南高校・平塚湘風高校の合唱部の生徒さんたちのコーラスで会場がなごみます。
会場でアイ・ラブ・ピースを長年やってこられた重鎮の方に「戦争は絶対いけません。集団的自衛権なんてとんでもない。議会はもっとしっかりと声を上げてもらわないと!」と注文をいただきました。市民の切なる願いです。しっかりと議会として「戦争のない社会」のために一致していかなければ!と思いを強くしました。
多くの人が参加して折り鶴を折っていました。
折った鶴は次々とボードに貼られていき、「核兵器廃絶平和都市 30」が出来上がっていきます。
多くの方々から「核兵器廃絶」を願う署名が集まりました。
平和を願う映画「一つの花」には、若い子ども連れの家族や大人が集まりました。これまでは子供用の映画と考えられていましたが、今年は多くの大人が見ていて高齢の方にはもっと椅子が欲しかったほど。
今年は、終戦から70年、核兵器廃絶平和都市宣言30周年の年であり、それを記念してアオギリの苗木を植樹しました。私は所用で見に行けませんでしたが、高山議員がHPに載せているのでご参照ください。
http://takayama-kazuyoshi.blogspot.jp/
この「アオギリ」については平塚市のホームページで説明しています。↓
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1945年8月6日午前8時15分、一発の原子爆弾により広島の街は廃墟と化し、その年の暮れまでに14万人もの広島市民が亡くなりました。植樹する「被爆アオギリ」の親木は爆心地から1,300メートルの距離にある旧広島逓信局(広島市中区白島町)の中庭で被爆しました。爆心地側の幹半分が原爆の熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、焼け焦げた幹から再び芽吹き、市民に生きる勇気と希望を与えました。
このアオギリから採取した種から発芽した苗木を植樹します。広島市での被爆に耐え、原爆の惨禍を生き抜いたアオギリの種から発芽した苗木(被爆アオギリ)を植樹する「被爆樹木植樹式」を実施します。