昨日平塚市議会で総務経済常任委員会が開催され、「立憲主義を守ることを求める意見書提出を要請する請願書」が審議されました。この請願は、「平和憲法を守ろう!ひらつか・9条の会」他6団体から出されていたものです。
平塚市議会はこの春の選挙で定数28人に減らされ、総務経済常任委員会は委員長入れて6人。共産党の渡辺敏光議員が「戦争法案は違憲、憲法学者、元法制局長官、最高裁元長官も違憲と言っている。憲法を無視することは、今後にも大きく影響する。解釈改憲を許してはならない。」との討論をし賛成。しかし、後の全員が反対し、平塚創生会の臼井議員は「憲法学者は違憲と言うが、国際政治学者は賛成している。憲法尊重擁護義務はあるが、請願の趣旨には賛成できない。」と討論。否決されました。
後で、ある会派の議員になぜ反対したのか聞きました。「立憲主義を守ることは政治の基本、中学生や高校生だって知っていること。こんなことを許したら、政治の根本が壊れる」というと「会派で決めたこと」と。もう一人は「自民党の中でももめている。考えなくては・・。憲法を変えるという議論からやらないと。」と。
いずれにしても、自分たちもすっきりしないまま「立憲主義」にまで反対する議員でいいのか!気持ちがおさまりません。