一昨日の金曜日は、平塚市議会最終日でした。6時半から8時までの駅頭宣伝を終え、そのまま市役所へ。9時から議運、10時から本会議が開催されました。
●今議会では、議案として提出された小児医療費助成の条例改正は、賛成26人、反対1名(無所属)の賛成多数で可決され、来年4月から中学卒業まで医療費が無料になります。入院の場合は県が無料(所得制限あり)としているため、入院も通院も中学校卒業まで無料になります。しかし、平塚市では、小学校入学と同時に所得制限があるため、誰もが無料ではありません。所得制限をわずかに超えると、入院も通院も有料なのです。
子どもの成長をしっかり支えることが行政の役割。本来、親の所得がわずかに多い・少ないで差をつけるべきではありません。こうしたことから、所得制限を取り払うことを改めて求め、賛成しました。
●今回の補正予算には、ツインシティ大神地区土地区画整理事業に4億4100万円の補助金・負担金が計上されました。共産党市議団3人、平塚創生会4人と無所属3名(計10人)が反対しましたが、議長を除く17人が賛成し、可決しました。
●7つの市民団体から提出されていた「立憲主義を守ることを求める意見書提出を要請する請願書」は、共産党3人、湘南フォーラム4人、無所属3人の(計10人)が賛成しましたが、清風クラブ8人、公明ひらつか5人、平塚創生会4人(17人)が反対し不採択となりました。中学生でも学ぶ政治の根本を否定するものであり、国には逆らえない議員たちの態度に怒りすら感じます。
19日の未明、私は非常にむなしい思いでテレビを見続けました。道理も理性もない、国民よりもアメリカの顔色を窺い、自分たちの政党存続しか頭にない国会議員たち。でも私たちはあきらめない。