昨日(日)は、午後からは神奈川の女性史編纂や女性史研究の指導などをされているジャーナリスト江刺昭子さん講演「~女性史に学ぶ~平塚らいてうと与謝野晶子」を聞きました。(市民活動センターにて)
江刺さんの講演を聞くのは2度目。
「平塚らいてう」といえば「元始、女性は太陽であった」が有名で、女性解放運動の先駆者。与謝野晶子は明治という時代に、情熱的で自由な生き方を求めた新しい女性で「君死にたまふことなかれ」を発刊しています。2人とも女性の自由を求め続けた進歩的な人という感が強くあります。この2人の生き方と言動、そして戦争という時代の波の中で、言動がどう変化していったか・・。江刺さんの話はとても興味深いものでした。
2人が生きた大正・昭和の時代、日露戦争が勃発し、そうした言動が受け入れやすい時代背景があったのか、それとも激しい時代の波の中で言動が揺れ動くのか・・。今後の日本社会では、執筆者の言動はどうなっていくのか・・とても示唆に富んだ内容でした。