暮れには12月26日・30日・31日の3日間、派遣村を開村しました。
昨年は平塚市内企業の「大量派遣切り」問題が出なかったこともあり、初日の26日はパラパラという状況でした。それでも、「11月までは働いてきたが、いよいよこの冬は仕事がない」と、11月までの収入で食い繋いできたという人が相談に来られました。
27日・28日はまだ開庁しているので、早速27日に一緒に市に行き、住む場所を確保することができました。
30日は、14~15人の方々が来場し、20人近いボランティアがおにぎり、トン汁、煮物、焼き豚、和え物、みかんなどを提供しながら、相談に応じました。相談室長の高山さん、「生健会・準備会」の山田さんをはじめ、暮れのあわただしいときにも関わらず女性陣の活躍は、目を見張ります。
夕方雨が降り始め、遠方から自転車で来た相談者には、ワゴン車に自転車を乗せ自宅まで送ったりと、皆で仕事を分担。
31日は、20人程の方々が相談や食事に来られ、私は参加できませんでしたが渡辺議員が対応してくれました。
この日もボランティアの方々が、おにぎりや年越しそばを用意して、来場者全員に食べていただいたとのこと。
「派遣村」と言いつつ、「派遣切り」だけではない様々な事情を抱えた相談者が来ます。
初日には、「はたの君枝さん」が応援に駆け付け、平塚診療所からは先生や看護師さん、事務長さんが、民商からは事務局員さんが、相模合同法律事務所からは弁護士さん、事務局員さんといった方々が3日間参加して対応していただき、「困っている」事を解決する場所、心の病に苦しんでいる人も遠慮なく自分を語れる場所として、充分目的を果たしているという実感を持ちました。
そして、こうした相談がもっともっと必要であることを・・。