昨年2月に平塚市で第5番目の福祉村として開所した「おかざき鈴の里」が1周年を迎えました。3月5日、岡崎福祉村を支えるボランティアの方々と地域が一緒になって1周年をお祝いしました。
ボランティアやコーディネーター、地域の役員など日ごろから活躍している方々が、何日も前から準備をしてこの日を迎えたとのことです。
大蔵市長は、福祉村としては就任されてから初めて開所したのがこの「おかざき鈴の里」ということで、感慨深いと挨拶されました。
毎日、地域のボランティアが手を組んで子供たちの登下校を見守ってくれています。地域の小中学校の校長先生、保育園の園長先生も出席されました。
子供たちが通う通学路は15コースもあるといいます。その一つ一つに名前をつけようということになり、今回決まったところの名前が発表されました。
中学生が通う道路に「大住・丸島青春通り」とはいいですよね。
また、「桜畑奥の細道」「岡崎見晴らし通り」、ふじみ野の公園の名前から「3.4公園通り」「みどりの並木通り」「メタセコイヤの道」「鈴川かわせみ通り」「別北畑の寄り道」と、名前でその通学路がすぐにわかる上に、なんともぴったりな名前をつけたもんだと感心してしまいました。
メタセコイヤとは、王御住運動公園に行くとすぐ目に付く洋風の樹です。今の時期は、細かく分かれた枝がきれいに透き通ったように見えて、外国の風景を思わせる並木となっています。
「地域でできることから」とみんなで取り組んでいます。一つ事業を始めれば、様々な問題が起きてくることでしょう。
自称「年子の兄貴」という金田福祉村の野川会長も挨拶され、先輩としてのご助言をされました。そして、「兄貴として、うかうかしていられない」と地域の福祉のために共に力を尽くしていく決意が語られました。
ボランティアの皆さんが作った熱々のヤーコン入りのすいとんをいただき、心まで温かくなりました。1年の活動が書かれたこの紙にさらに歴史が添えられていくことでしょう。