いま、若者の就職難は深刻です。企業の身勝手な求人手法で、若者が自立できない状況もでていて、若者の責任といって放置できない状況に来ています。これに対し政府は指導をおこたり、放置しているという現状は許せません。
２０代・３０代にフリーターになっていたら、その後の[正職員]は大変難しいとされています。悩んでいる若者たち、会社でリストラされようとしている人たちの声を聞き、打開の道を一緒に考えようと、民主青年同盟（民青）の若者たちが企画しました。
応援には、元労働争議の経験者や、法律にも詳しい国民救援会の人たちが参加して、みなさんの相談に応じました。私も、生活相談の分野で応援させていただきました。
民青の人たちが、日本の労働条件を海外と比較してパネルで示すと、通行する人たちは「日本は有給２０日というけど、とても俺んところはとれないよ」とか、「外国はこんなに休みがあるんだぁ」とつぶやく人など、多くの方が関心を寄せていました。
今回の「生活・労働相談」には６人の方が相談に立ち寄ってくださいました。
会社のやり方に疑問を持っていた方は、六法全書で示しながらの説明に「非常に参考になった。仲間とまた相談してみる。」といってとても元気に帰っていかれたのが印象的でした。
会社による残業、残業で１００時間も余分に働いても３０時間しか付けてはいけないといわれ、精神的にも疲れたという方もいて、企業の横暴さが浮き彫りになりました。
労働組合が弱体化している中で企業のルールなき酷使の実態も見えてきました。若者が展望を持ち、働くものが報われる社会に少しでも近づけるよう、もっと、相談日を設け、一緒に考えていけたらと思いました。
議会の合間
１２月議会 質問しました。
地域「福祉村」からの作品展
