17・18日は金田公民館まつりでした。何とも17日の悪天候・・!
こんな日だからこそ行かなくちゃ・・!と思っても、一日全部埋まっていて顔も出せなかった。しかし、雨の寒い中、多くの人が訪れて温かいお汁粉などが完売したと聞いてホッとしました。
18日の朝、1日遅い「入りぼた餅」を作って夫に頼んで孫に届けてもらい、早速公民館へ。
出店が並ぶコーナーで、私は例のごとく食べ物や花数鉢を購入。
そこで、面白いものを見たのです。私より少々年配の男性が子どもたちに手づくりの人形を使って、面白い遊び方を教えているではありませんか。
ご覧の通り、前日の雨でせっかく書いた人形の顔のマジックは流れてしまい、哀れな表情をしていますが、素晴らしい玩具に私は釘づけになってしまいました。
両方のひもを引っ張ることで、その人形が鉄棒体操をするのです。逆上がりをしたり、片足をまっすぐに伸ばして止まってみたり・・・。ひもの操作によって、その時どきで変化します。子どもたちにとって、ひいお爺ちゃんに当たる年齢のその方がこの公民館まつりに来る子どもたちのために30数個作ったのだといいます。ベニヤ板に顔と胴体・腕・足の一つ一つを鉛筆で絵を描いて、それを切り抜いてキリで穴をあけ、針金で組み合わせ、糸を通した人形です。1つ作るのにどれだけ時間がかかったか。
子どもたちがこれを手にして喜ぶ顔を想像しながら、30数個作ったのを考えただけで、心が暖かくなりました。その苦労を惜しげもなく、子どもたちにあげていたのです。思いがけなく私まで1ついただき、地続きの「金田福祉村」で地域の方々とひとしきり遊びました。
こうした文化の継承は、公民館行事ならではです。素晴らしいお土産をいただきました。
中段にある花瓶は、牛乳パックにマカロニやオクラ、オクラの種、大豆の打ち豆、八角、小豆などが飾られています。いつも、アイデアには脱帽です。
毎年体育館いっぱいの展示物。温かい甘酒をいただき、じっくり見せていただきました。
この生け花には「生け花用ぜんまい」が使われています。(拡大してみてください)。ぜんまいが生け花に使われる時代になったのですね。