馬入川を渡り、茅ヶ崎市と隣接するところに平塚市の須賀と馬入の地域があります。そこから市内の小学校に通学する生徒のために「通学バス」が昨年の4月から運行されています。
いままで市は、馬入橋を渡って平塚市立松原小学校へバス通学をしている児童に対して、バス代金の半額を補助していましたが、昨年(H17年度)からは、児童の通学時の安全をさらに強めるため、登校時のみマイクロバスを運行して乗ってもらうことになりました。
そろそろ1年になろうとしている3月1日、田中議員と私とで、早朝にお邪魔をして皆さんが利用する状況を見せていただきました。
地域の「須賀夕映え公園」には7時30分頃からマイクロバスが到着して、生徒を待ってくれていました。
この日はあいにく雨の降る寒い朝でした。子供たちの見守りをしてくださる方が、子供たちがバスに乗るとき泥で車が汚れないようにと敷物を用意してくださいました。
地域の方々のこどもたちに対する思いが、こんなきめ細やかな配慮となって現れているんですね。
7時50分頃から次々と生徒が集まってきます。子供たちは、初めての私たちにもしっかり挨拶してバスに乗っていきました。8時に出発し、もう一箇所でも生徒を乗せて学校に向います。
体中が凍えるような寒い朝にもかかわらず、見守りの方は子供たちが乗り終わったら汚れた敷物を手際よく片付けて出発の準備です。
子供たちのお父さん・お母さんは、地域の見守りの方のこんな配慮を知っているのかな?・・・
忙しい朝ですが、是非一度は見ておくのも必要かなと思いました。
バスの運転手さんは、毎日交替で「通学バス」を含んだ勤務を組んでいるとのこと。子供たちの安全・安心のために毎日ご苦労様です!
バスが出発したあと、公園のそばにはふきのとうが冷たい雨にぬれていました。