金田小学校は、地域の拠点として皆さんに愛されてきました。今年創立130年を迎え、6月5日には人文字で金田小学校の校章を形どり、航空写真をとりました。
このときも、同じように航空写真を撮った10年前のことを懐かしく語る人、さらに昔の写真をスキャナで取り込み、きれいに再生して記念誌を準備している方など、いつも地域にしっかりと根ざし、この学校を大切にされている方々がいっぱいいらっしゃいます。
また、7月6日には、地域の皆さんと歴史の重みを感じるひと時をともにしました。
校長先生のお言葉のあと、実行委員長のご挨拶がありました。
実行委員長は、この金田小学校のご出身。今なお地域で大活躍の“地域を愛する卒業生”です。
「今、130周年。君たちは200周年のお祝いにも参加することができるんだね!」という言葉に、「ほんとだ!!すごく長いリレーだけど、絶対に今のこの行事を思い起こしながら200年目にあの壇上に立って、語る人がこの中にいるんだ。」という思いを強くしました。
校歌斉唱、「平塚かねだ♪金田~♪・・・」この日は参加生徒全員で、熱く歌いあげました。
そのあとは、低学年生徒は教室に戻り、地域を深く理解できる高学年が残って、地域の卒業生(といっても、企業の定年を迎え地域で活躍中の方)が作成したパワーポイントで金田について学びました。
職場で先端の技術を身につけ、地域に戻ってこられた方々が、子どもたちに郷土のすばらしさを映像で伝え、「大切にする心」を教えてゆく・・。なんともすばらしい伝承の姿を教えられました。
何十周年記念事業などといって、仰々しいお客様を迎えて大々的に行なう式典ではなく、こうした本当に地域をこよなく愛する方々の手によって作られていく行事の大切さを感じました。
金田の子どもたちは、本当に幸せだな・・。