須藤恵美先生が「新かながわ」(神奈川県内の様々な民主団体の取り組みや出来事を掲載し、週1回発行されています)の8月7日号に載っていてビックリ!
私が彼女と知り合ったのは、まだ東海大で物理を勉強されていたころのこと。名前も変わり、2人の子育てをしながら大学や看護学校で物理学の非常勤講師をしながら、分子物性の研究を続けているという、相変わらずの勉強家。
須藤先生は、新聞の1面トップに、放射能汚染で悩んでいる子育て中のお母さんたちの質問にとてもわかりやすく応えてくれていました。彼女自身も3歳と1歳の子育て中とあれば、お母さん達にとってこの上ない頼り!
●神奈川県内の水道水は子どもに飲ませても大丈夫?
答:現在神奈川県の水道水から放射性セシウムと放射性ヨウ素は不検出です。
放射能濃度測定において「不検出」という結果は「もし検出できないわずかな放射能が含まれていたとしてもそれは検出できません」という意味です。
神奈川県の水道水はサンプリング検査をした上に、さらに県衛生研究所において水道水の放射能検査を行っていて、これは放射性ヨウ素0.5ベクレル/キログラム、放射性セシウム0.4ベクレル/キログラム、という精度の高い定量です。
この検査結果からも県の水道水に含まれる放射性物質は「不検出」となっているので安心して使用できます。
●プールや海水浴は大丈夫?
●とろろ昆布って被ばくに効くの?
●土壌汚染で根菜類は?
●乳製品は?
など、次々出る質問にとても分かりやすく答えています。
この企画は「新日本婦人の会」が主催していて、次回は
●雨にぬれても大丈夫?
●プルトニウムは神奈川に飛んできていますか?
などに答える予定とのこと。さらに皆さんからの質問も呼びかけています。
子育て中の皆さん、お孫さんのことでも結構です、質問がありましたら FAX 045-212-5698 まで!