いよいよ平塚市のゴミ焼却施設の建て替え工事、ゴミ処理広域化とともにゴミ資源化施設の整備が進められようとしています。
3R(リデュース=ゴミ発生の抑制・リユース=再利用・リサイクル=再資源化)の推進で、できるだけ小さい焼却場にし、建設にも運営にもコストのかからないものを建設すべきということを共産党市議団は要望してきました。 建設費は炉の大きさで計算され、1トン当たり4千数百万円になるとも言われており、本気でゴミ減量に取り組めばもっと炉を小さくでき、建設費も維持費も削減できることを訴えてきました。
平塚市は、以前1市2町の広域化の中で「340トンの炉」を計画していましたが、二宮町が脱退した段階で焼却場の炉の大きさを315トンとしました。
今回、改めて二宮町が加わっても315トンの焼却施設でやっていくという方向を示したことは、ようやくゴミ減量に取り組む姿勢になってきたという風に思っています。
ゴミは市民全体の問題です。1市2町の広域化による収集方法、焼却残さの資源化、剪定枝の資源化、分別方法、ゴミの有料化など、気になることも出てきます。
日頃、地域の自治会をはじめ多くの方々がゴミについて頭を悩ましています。
「ゴミ処理広域化実施計画(案)」に対する意見募集は8月10日~9月9日までとなっています。計画(案)は、ホームページ、または各公民館、市民活動センター、市民窓口、市役所でみることができます。この実施期間は平成23年度から平成32年度までの10ヵ年です。
疑問や意見を大いに出して、皆の問題にしていきましょう。