松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

第64回憲法記念日、今年も宣伝行動

2011年5月4日

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私は、今年で憲法記念日の宣伝行動を始めて9年目になります。今の政治に憲法の理念をしっかりと根ざすことの重要性を、年を追うごとに強く感じています。

特に今年は、あの東日本大震災で被害を受けた方々、原発事故の犠牲となって住まいも生活も奪われた方々に、被災者中心に考え、憲法の理念に沿って復興を進めていくことの重要性を訴え、地域を回ってきました。

被災地で頑張って下さっている自衛隊の方々のご苦労には心から感謝しています。しかし今、これを機に、こうした災害復興のためにいち早く出動できる方々の重要性と、自衛隊の重要性とを同一視した報道がされていることに危機感を持っているのは私だけではないと思います。

事あるごとに、自衛隊の存在を強調し、憲法に位置づけようという動きを警戒しなくてはなりません。「ありがたい」という現地の方々の言葉は、「災害復興」に尽力して下さる事に対してであり、日ごろから戦争の訓練をしている自衛隊に対してではないということを。

「平和」は、常に国民が見張っていなくては守れないもの・・・。憲法を議論することは、普段何事もない時には「つまらない」「退屈」なものかもしれません。しかし、いざという時に「憲法」に掲げているものが頭をもたげてくるのです。世界各地で戦争や紛争が起こっています。そうした国々が、日本のような「平和憲法」を求めていてもなかなか実現できずにいます。

66年前に、日本中の人々が「二度と戦争を繰り返したくない」との反省のもとにつくられた「日本国憲法」の大切さを思い起こすこと、その日が「憲法記念日」であると思っています。

今年も、午前中宣伝カーで地域を回り、午後には「ひらつか9条の会」の方々と、平塚駅北口で宣伝・署名行動を行いました。高校生たち若者が「頑張ってください!」と声をかけてくれ、私と同世代の方々がにこやかに会釈で返してくれ、励まされての行動でした。


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