6日、ヒロシマに原爆が投下されて65年目を迎えました。昨年オバマ大統領が「核兵器廃絶」に向けた演説をしたことで、世界の動きが変わりつつある事は嬉しいことです。
今年初めて、ヒロシマ平和記念式典にアメリカのルース駐日大使、国連のパン・ギムン事務総長が出席するというのも画期的なことです。核保有国からも代表が参加し、5月に開かれたNPT(核不拡散条約)再検討会議で確認しあった「核兵器のない世界の平和と安全の達成」に一歩踏み出しているということを、実感できる出来事だと思います。
平塚の新日本婦人の会は、毎月6と9の日に「核兵器のない世界を」と「憲法9条を守ろう」の署名行動を行っています。時間の都合でたまにしか参加できない私ですが、8月はなんとしても万障繰り合わせ参加させていただきました。
広島の秋葉市長が挨拶で述べられた「2020年までに核兵器廃絶」が、確実に実行できるために各国の政府と国民が本気で取り組まなくてはならないと痛感しています。
そして、「平和」は片ときも手を抜いてはならない、とても貴重でありながら壊れやすいもの。世界から「核兵器」がなくなっても、人間社会が続く限り永久に訴え続けなくてはならないものなんだろうと思います。
8月6日はやはりいつもの月と違って、多くの方々が「書くよ!」というように右手を差し出しながら署名用紙のほうに向かって歩いてきてくださいました。
ご協力いただいた方々に感謝申し上げます。そして、これからも温かいご支援を心からお願いいたします。