大和田先生には財政分析で何度かお世話になっていますが、今回も行ってきました。数年前に聞いたのですが、財政破たんに端を発した「財政健全化法」によって新たな項目が出来たり、見方も変わったりで、今回も大変勉強になりました。
日野市豊田にある富士電機の宿泊研修所を会場に、岩手県や島根県など全国の市町村から議員が参加して、初日は午後1時~7時半、2日目は9時~午後3時まで決算カードをもとに学びました。今回は新たに「地方交付税算定台帳」の使い方についても教わりました。
全国で合併後10年間はもらえた交付税が、10年を過ぎると年々減額されていき、そのあとの財政の厳しさが問題となっています。右肩上がりだったのが、2000年を境に減少してゆく基準財政需要額の見方、実質的将来財政負担額比率の見方などを聞きながら、実際に計算して出た数字から何がわかるかを学びました。