戦後、金田地域で唄われ、盆踊りでも踊ったという「金田音頭」。しかし、時とともに覚えている人も少なくなり、これを蘇らせて後世に残したいと前金田公民館長の山村高治さんは発掘作業に奔走されました。
記憶していた地元高齢者から口ずさんでもらい、金田小学校の音楽の先生がそれを採譜。そして、地元の踊りの先生から振り付けをしていただき、めでたく3月26日に地元で発表会が行われました。
歌詞も披露されましたが、詩の中には戦後間もなくつくられたことが伺える言葉も出てきます。
公民館の会場には、昨年の七夕で第4地区で1等をとった力作の七夕飾りも飾られ、生き生き学級や地元福祉村などで活動される人たちが集い、歌と踊りを披露しました。
地域の演奏者も日ごろの18番をご披露され、地域上げての文化のつどいとなりました。
♪~「金田よいとこ 黄金の波に みんな元気な 文化村 文化村」
この詩のように、地域みんなが憩える金田でありますように。今年のお盆には、全員でこの「金田音頭」を踊る姿を見るのが楽しみです。