いよいよ3月にオープンする県の施設「花菜ガーデン」が完成に向けてピッチを上げています。大船のフラワーセンターは「見て」楽しんできましたが、こちらは花も楽しめるが、農業を「体験」し、農業の大切さを知ることが目的となっています。
このメーン施設の周辺地域を「ひらつか花アグリ」といって農業を体験したり、もぎ取りを楽しんだりするゾーンとなります。平塚市がお知らせしているPDFをクリックしてご覧ください。
地域の農産物を販売する「あさつゆ広場」もオープンに向け建設中。畑を借りて野菜を作る「体験農場」も区画され、農具の保管、着替えをしたりする「休憩棟」も2月には完成です。こうして現地は、にわかに活気づいてきていますが、市民の中にどれだけこの情報が入っているかが心配です。
花アグリでは、3月を待たずに「イチゴ農家」が1月3日から「イチゴのもぎ取り」を開始しようと着々と準備をしています。「気負わず、皆さんの来場を喜びながら、その中でやり方も勉強していきたい」とイチゴ農家の方はいいます。
「農業振興とはいいつつ、開発の規制や法律が様々に絡んで思うように振興出来ない。本当に農業を進めていくには法自体を変える、条件を付けることが必要だ」と、近郊農業の難しさを背負いながら、イチゴ農家の皆さん頑張っています。
「大いに宣伝してくれよ!」と、威勢のいい笑いがこぼれました。
お正月開けたら、寺田縄のイチゴ狩りへどうぞ!イチゴのもぎ取りの「のぼり旗」をなびかせてお待ちしています。(イチゴ農家になり替わりまして、コマーシャル)