春の卒園式に参加して、おおぞら保育園の保育に対する姿勢にすっかり魅了された私。10月31日(土)は運動会だというので、友人と見学に行ってきました。
友人も新日本婦人の会で「親子リズム」を立ち上げているので、とても興味を持ち、時間の制約の中でしたが、納得いく運動会を見せていただきました。
全員裸足。足を使う、全身を使う・・・。体の機能を存分に引き出す運動が、種目にちりばめられていました。これは、思いっきり素足で土を蹴ってスキップ。
お父さんたちも、「子どもの運動会を見物」ではなく、一緒に道具を運び、運営にかかわっていました。規模が小さいからこそ、それぞれに役割を担っているようです。
2歳児も数十センチ上に据えられたはしごを渡って行き、最後にマットの上ででんぐり返し。
競い合いではなく、一人ひとりの頑張りをみんなで見守るこの種目。「その子のためだけ」のゴールが待っているのも嬉しい。
子どもたちは、誰かに越されるという緊張ではなく、みんなの目線を感じ、嬉しい緊張感と自負の入り混じった満足感があるんだろうな・・と思いながら見ました。
規模が小さく厳しい中でも、保育の原点、「子供を育てるとは、教育とは・・」という理念に沿って、妥協しないで運営している・・・。そう感じさせる運動会でした。