平塚駅北口のエスカレーターが工事のために動かなくなって久しい。その時、1か月ほどの期間と言っていたのに、11月になっても稼働しない。
ご高齢の方や、障がいを持った方が、毎日どんなに大変な思いをして駅まで上がっているかは、毎週金曜日、北口に1時間半立って皆さんにご挨拶している者として、痛いほど感じていた。
工事が長引いているために、うわさはどんどん膨らみ、西口の駐輪場建設が否決されたことと連動しているような話まで聞かれるようになり、確認に行った。
これはJRの管轄の工事。エスカレーターの取り換え工事を開始した段階で、当初予想していなかった工事が必要となり、工期が大幅に遅れてしまったという。
しかし、この間、多くの市民から苦情が寄せられ、何とか早く完成させなくてはと、JR側も工事の事業者と交渉して、「11月下旬」には完成させる目途がついたという。
安堵と同時に感じることは、JRはこれだけの利用者を抱えて事業を行っているにしては、その利用者に不便を与えているという認識に欠けていたのではないだろうか。せめて、当初言っていた期間が変更したら、その原因と完成目途を知らせるのが「お客さま」に対する礼儀ではないか。