22日(金)は、9時から松ヶ丘小学校の地域をあげての「自転車の安全教室」に参加してきました。これは、市内でもあまり例がない企画です。
学校と生徒、保護者、交通安全協会、くらし安全指導員、そして、地域の自転車やさんにも参加してもらっての安全教室です。
生徒には自分の自転車に乗ってきてもらい、くらし安全指導員から「正しい乗り方」を指導、自転車屋さんからはそれぞれの自転車に不備がないかを点検してもらうのです。
体育館では、交通安全協会の佐藤会長さんからのごあいさつのあと、担当職員の方から自転車事故の恐ろしさや、市内でも危ないと言われている市役所とダイエーの間の横断歩道での自転車の乗り方などを例にあげたスライドを見ながら説明を受けました。
県内では昨年交通事故による怪我は、5万450件。そのうち自転車による事故は1万1263件といいます。その中で死者は237人。
平塚市内では、けがは1956件で、そのうち自転車による怪我は576件。死者は9名(そのうち自転車での死者は3名)との説明がありました。
今回は、夏休み期間中での企画のため、時間に遅れてくる子もいましたが、「安全運転」の前段階の「安全に走られる自転車なのか」という基本となる自転車の点検を無料で行ってもらうというのが素晴らしい企画です。
これは自転車販売店さんなどの協力なくしては出来ないことですが、夏休み中は自転車に乗る機会が特に多く、低学年ほど周りに注意が行き届かず、事故にあうケースも多いことから、どこの学校でもこうした「自転車安全教室」が休みに入る前にやっていただけたらいいなと思いました。