松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

年金問題で心身ともに苦しんでいるのは、国民と社保庁職員。誰がこんな事態にしたのか!

2008年7月2日

年金特別便が皆さんに行き渡るとともに、社会保険事務所で待たされる時間と問題の大きさに驚くばかり!誰のために、どうしてこうなったのか?そして、なんで公的年金にかかる部分を日本年金機構にまかせなくてはいけないの?そこをきちんと明らかにすべきです。

今回の年金問題は、確かに過去の保険庁職員の責任です。しかし、それを見過ごし、「国民のため」といいつつ自分たちの私腹を肥やし今の状況を作り上げてきたのは当時からの政府の責任ではないでしょうか!

しかし、それを司ってきた自民党のホームページではどういっているのか、みなさん、是非これをご覧ください。

https://youth.jimin.or.jp/iken/

いま、社会保険事務所の職員は、国民一人ひとりの年金の未納分の解明のために、必死で働いています。自分たちのせいではない、過去からの積りに積もった(正しいのか間違っているのかすらわからない)未曾有の書類のために、土日も出勤、普段も7時まで受け付けています。

途方もない年数と人数が不明になっているのに、手作業で解明するしかありません。一人ひとりの問題をコツコツと計算し解明していく、まさに人界戦術。

しかし政府は、国民には「早急に解決する」と約束しても、仕事量に見合う職員配置などしていません。平塚の社会保険事務所でも体を壊す人も出ているといいます。

こうした中で、ベテラン職員はどんどん見切りをつけてやめていってしまう・・・。仕事はますます残った職員の肩にのしかかる。化学兵器を駆使する強国に、槍やなぎなたで向かっているような虚しさを感じていると・・。

「日本年金機構」に今後委託するといいます。年金制度そのものの存続が危うく、吸い取るものがなくなった年金制度はもう、民間に放り投げようというのでしょうか。

いまこそ、基本に帰り、年金の重要さを国民に分かってもらわなくてはいけないのに、その信用さえも失っている今の政府です。年金の在り方を根本から見直し、国としてしっかりと責任を持って保障していくべきです。これ以上、将来に希望を持てない自暴自棄の人間をつくらないために!

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5月22日の美術館の陶芸作品より

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進和学園の「あじさい祭り」で見つけた猫


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