上の表は、下水道使用料を計算する基になる1か月の排水量とその単価です(平成19年4月現在の使用料体系です)。一般家庭の排水量は、1か月平均20立方メートルといいますから、1000立方メートル以上となれば当然企業や大型商業施設などの排出量となります。
それが平塚市の場合、他市と比べても異常に安く、そのうえ細かく金額設定がされています。これから見ても、いかに平塚市は大企業優遇かということがおわかりかと思います。
平塚市内で3001~5000立方メートルの枠に入る業種は、製造業が9か所、病院・学校が2か所、その他には公園が1か所で計12施設のみです。
さらに、5001立方メートル以上(30001立方メートル~も含めて)の排出量の事業者等は、29か所しかありません。5001立方メートル以上の排出量をこれだけ細分化する必要があるのでしょうか。
市民生活は、更なる負担増に苦しんでいるおり、企業にも他市並の負担をお願いするのは当然と考えます。平塚市は来年度に下水道使用料の値上げを計画していますが、市民生活にこれ以上の負担を押し付けるのではなく、しっかりと大企業や大型商業施設等の負担額の見直しを図るべきではないでしょうか。
11月4日早朝の朝焼け
いよいよ富士山も冬化粧