昨日、地域の方から「イノシシがまた騒いでいる!」と連絡がありました。
また今年も、さつまいもやピーナッツ、サトイモ、かぼちゃ、山芋、栗など、でんぷん質のイノシシの好物の季節となりました。
早速農産課に連絡すると、今年はイノシシ被害のために檻を4基購入しいざというときの対策に備えているとのこと。2基は吉沢地区に設置し、あと2基が予備としてあるというので、現地の方と会って話をしてきました。
昨年に続き、被害を受けている農家の方は「もう、かぼちゃが全部やられた・・。このさつまいもも、この辺がやられた跡だ。」と畑を回りながら嘆きます。
畑のあちこちにイノシシの足跡がくっきり。
針金で囲いをしているのに、ほんの少し針金の力が弱いとわかると、そこの針金を強い鼻でどかして囲いの中に入り、好物を食べてしまうのです。
檻は今年になってから、場所を移動しました。その檻のそばには大好物の栗がたわわになっています。そこの奥さんも、「イノシシのために成らしているようなものだよ」と苦笑い。
農家も、地域の農業委員の方も、みんなイノシシの被害には辟易しています。昨年の檻を設置したばかりのときにイノシシが捕まって以来、音沙汰なくなって かれこれ半年以上たちました。
農家の方も、「檻を設置しても捕まるかなあ・・。」と少々設置に気が重くなってきたようです。なかなか、「これ!」という妙案がありません。