森友学園が国有地を8億円も安く購入した背景には、安倍首相の妻、昭恵氏の関与が疑われています。その森友学園で「教育勅語」を幼稚園児に暗唱させていたという異常な教育の実態が明らかになりました。
↓(赤旗4月18日付け)
安倍政権が行った「教育勅語を教材にすることを否定しない」との閣議決定(3月31日)に批判が広がっています。1890年(明治23年)に発布した教育勅語がなぜ、21世紀の今なのでしょうか。戦争体験者や研究者から告発が相次ぎました。
「戦争は教室から始まります。私のような軍国少女を再びつくってはいけない」 こう話すのは、元教員の北村小夜さん(91歳)=東京都大田区在住=です。
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教育勅語を容認する閣議決定と同じ3月31日に、文部科学省は「中学生の武道」に「銃剣道」を加えることを発表しました。安倍政権が目指している教育の中身は何か。戦後、自民党政権下でさえ認めないとしてきた「教育勅語」、人を突きさす「銃剣道」は教育に入れなかったものを、いま再び復活させる意味は何か。
今、私たちは立ち止まって、じっくりと考えることが必要ではないでしょうか。
市役所のホールに飾られていた今週の生け花。