今になって、卒業式の話になりますが・・。
毎年小学校の卒業式に参加させていただいて、年々和服が少しずつ増えていることは感じていましたが、今年は特に多く、私だけでなく、ご一緒に参列したとなりの方もしっかり和服姿の人数を数えて居られました。少子化の中、子どもが着たいといえば「着せてあげたい」のが親心。和服離れと言われて久しいですが、最近外国からの観光客も、わざわざ着物を着て観光地を見物している姿を見るほど。今、若い人たちに見直されてきたのでしょうか。
お正月の晴れ着にしても、卒業式に着ているものを見ても同じ模様ってみませんね。矢絣の着物の場合は同じに見えても、矢の太さ、色合いが少しずつ違っています。
卒業式でしみじみと着物の奥深さを感じるとともに、ブレザーやカーディガン姿も清しく好感が持てて、1人1人の卒業生を祝いながら、その子達それぞれの親ごさんの気持ちも感じた今年でした。